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【高校野球】文京・高見颯汰が好守で貢献「兄の分まで」東亜学園の兄・遼汰は4回戦敗戦/東東京


1回2死一、二塁から中前適時打を放つ文京の高見(撮影・保坂淑子)

<高校野球東東京大会:文京8-6城東>◇19日◇4回戦◇大田スタジアム

文京が城東との都立対決を制し5回戦進出を決めた。

3-4で迎えた5回、1二塁から相手失策で同点。なお満塁として、2つの押し出し四球で2点を勝ち越した。さらに岩沢匠海内野手(3年)の中前2点適時打で、この回一挙5点を挙げた。

終盤には城東に追い上げられるも、1回途中から登板したエース佐々木快斗投手(3年)の粘り強い投球と、主将で二塁を守る高見颯汰内野手(3年)が好守でチームを支えた。8回、1死一、二塁では二ゴロ併殺に。9回にも2つのゴロを軽快なグラブさばきでアウトにとった。「城東は終盤に強いチームと警戒していたので守り切れてよかったです」と笑顔を見せた。

高見には強い味方がいた。ベンチには双子の兄で東亜学園の遼汰内野手(3年)から譲り受けたバッグと水筒があった。兄は4回戦で敗戦。「負けて帰ってきたとき『使っていいよ』とくれたんです」。小さい頃からライバル心が強い兄弟は、お互いにリスペクトしながらも、距離を置く関係だった。別々の高校に通うようになり、野球を通して相談。2人で練習することも増えた。言葉はなくても伝わる兄のエール。「兄弟対決をしたかった。でも、今は兄の分も頑張って甲子園に行きたい」。兄弟の夢を果たす夏にする。

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