＜明治安田J1：東京3－2浦和＞◇19日◇第24節◇味スタ
クラブワールドカップ（W杯）帰りの浦和レッズが、リーグ再開初戦となったアウェーFC東京戦を2－3で落とした。
FC東京に先制点を許した。前半6分、右から長友が送ったクロスボールをMF遠藤に頭で流し込まれた。しかし同15分に追いついた。左から金子が入れたクロスボールを相手選手がクリアしたが、ボールが短くなったところをMF安居が相手との競り合いを制し、右足でゴール右隅に蹴り込んだ。
1－1で迎えた前半20分に勝ち越し点が生まれた。左MFサビオが中央から左へ流れた渡辺の動きに合わせ、縦にスルーパスを通す。フリーで受けた渡辺が持ち込み、右足でゴール左へ力強くゴールを決めた。
前半追加タイムにはFC東京MF橋本に渡辺がボールカットされ、クロスボールからFWヒアンに頭で合わせられゴールネットが揺れた。2－2の同点かと思われたが、VARチェックが入り、橋本がボールを奪う際に渡辺に対するファウルがあったことを確認。得点取り消しとなった。
目まぐるしく攻守が入れ替わる激しい展開で、後半21分に同点とされた。右から長友が送ったクロスボールをゴールを背に受けたヒアンがターンしながら左足シュート。ブロックに入ったDF石原の足に当たりながらゴールイン。2－2とされた。
勢い付くFC東京の攻勢を受け、押し込まれる時間帯が増えた。そして後半43分、FC東京に勝ち越し点を許す。CKからのこぼれ球をFC東京MF野澤がシュート。大きくバウンドしたボールをゴール前でFW仲川が体に押し込まれた。 追加タイムの後半53分にはゴール前に押し込み、最後はDF荻原がシュートを放ったがゴールバーに阻まれた。優勝戦線に踏みとどまるためにも勝ち点3が欲しかった試合を落とした。
