【高校野球】３季連続８強の御所実７回コールド勝ち 岡橋龍生が5回完全も交代「次戦に」／奈良

御所実対西和清陵　3回裏の猛攻で盛り上がる御所実ベンチ（撮影・溝淵千夏）

＜高校野球奈良大会：御所実7－0西和清陵（7回コールド）＞◇19日◇2回戦◇さとやくスタジアム（県立橿原）

今春まで3季連続8強の御所実が7回コールドで初戦を突破した。

岡橋龍生投手（3年）は5回を投げ、無安打無四球の完全投球。チームにいい流れを呼び込んだ。「俺が投げたろっていう気持ちで。四球なしでいいテンポで投げられた」と振り返った。6回からはマウンドを譲り、「次の試合に備えて降りた。次もいい流れで勝利につなげたい」と意気込んだ。

1点リードの3回に打線が爆発。藤野晴太（はるた）外野手（2年）が2ランを放つなど一挙に5得点で西和清陵を突き放した。藤野は「3年生のためにと思って打席に入った。（当たりは）完璧だった」と顔を緩めた。

石川亮平監督（35）は「次は奈良北、その次は天理と難しい試合になると思う。しっかりチャレンジできるよう準備しなければいけない」と気を引き締めた。