
<高校野球滋賀大会:比叡山9-0八幡>◇19日◇3回戦◇マイネットスタジアム皇子山
投打がかみ合った比叡山が8回コールドで八幡を下し、春夏通算14回目の甲子園出場へ1歩前進した。
打っては北原総内野手(3年)が4安打の固め打ちで打線を引っ張り、14安打9得点と爆発力を発揮した。
投げては今夏初めての先発登板となった山路大輔投手(3年)が7回無失点の好投。「緊張していたが、四球を出さずにまとまったピッチングができた。ピンチを背負っても長所である気持ちの強さで押し切れた」と振り返った。
これで8強入りとなった比叡山。準々決勝の相手は県内公式戦22連勝中の滋賀学園に決まった。「そういう強いチームの方が燃える。目立つのが好きなので。倒して甲子園に行きたい。そのためには、何が何でもゼロで抑える」と闘志を燃やす山路が、気迫の投球で絶対王者を追い詰める。