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新潟U―18 竹ノ谷颯優&稲葉健人「面白い攻撃ができる」日本クラブユース選手権22日開幕


新潟U-18の竹ノ谷(左)と稲葉(撮影・小林忠)

日本クラブユースサッカー選手権(U-18)が開幕する。男子は22日に開幕。アルビレックス新潟U-18(北信越第1代表)は1次リーグF組に入る。主将のMF竹ノ谷颯優がゲームメークし、MF稲葉健人(ともに3年)がドリブルで相手守備網を突破する。女子のアルビレックス新潟レディースU-18(北信越代表)は、28日のトーナメント1回戦で三菱重工浦和レッズレディースユース(関東2)と対戦。MF更級一花のパスにDF登坂夢愛(ともに3年)が抜けだし、ゴールを決める。

◇  ◇  ◇

男子の新潟U-18は、1次リーグ初戦の22日にJ1広島ユース(中国1)、23日の第2節でJ1横浜ユース(関東8)、25日の第3節でJ3鹿児島U-18(九州4)と対戦する。決勝トーナメント進出の条件は各組1位のみ。主将マークを巻く竹ノ谷は「2年連続で1次リーグで敗退している。個人的には中学時代の全国大会で広島に負けているので、広島に勝って勢いをつけたい」と力を込める。

パサータイプの竹ノ谷は中盤の底で攻守のかじを取るチームの心臓。今季就任した田中達也監督からは「より前への意識を強く持つように」と助言を受け、1発で状況を変えるロングフィードの精度も向上させている。技術力、精神力、走力とハイレベルにある技巧派は「個性豊かな選手がそろう。面白い攻撃ができる」と自信を示す。

竹ノ谷が信頼してパスを送る1人の稲葉は、左ウイングの位置から独特なリズムでボールを運び決定機を創造する。個人技術に特化した伊丹FC(兵庫)出身で、「相手の重心を見ながら進行方向を決めている」と話すドリブルは圧巻。くねくねと狭いエリアを抜けていく。「全国のサイドバックとの対戦が楽しみ。技術で上回っていきたい」とギラついている。

チームは長短のパスと個人技を融合させた攻撃サッカーで全国制覇を狙う。司令塔の竹ノ谷は「全勝優勝を狙う」と宣言し、ドリブルでアクセントを加える稲葉は「得点王、アシスト王を狙う」。全国に衝撃を与える準備はできている。【小林忠】

◆竹ノ谷颯優(たけのや・そうゆう)2007年(平19)12月27日生まれ、埼玉県出身。サッカーは熊谷市立江南南小1年で桜ケ丘サッカースポーツ少年団で開始。同小3年からは江南南サッカー少年団。深谷市立南中はクマガヤSCでプレー。新潟U-18(開志学園)では2年春から背番号10をつけ、トップの練習にも参加。24年U-17日本代表。双子の兄優駕(ゆうが)は前橋育英。173センチ、63キロ。利き足は右。

◆稲葉健人(いなば・けんと)2008年(平20)1月27生まれ、兵庫県出身。宝塚市立丸橋小1年で加茂西SCに入団してサッカーを開始。長尾中ではドリブルに特化した伊丹FCでプレーし、月1であったダンス講義も生かして独特なドリブルを編み出す。新潟U-18(開志学園)ではトップの練習にも参加。168センチ、59キロ。利き足は右。

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