<カブス4-1レッドソックス>◇18日(日本時間19日)◇リグリーフィールド
カブスの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は、鈴木誠也外野手(30)のオールスター選出外にまだまだ怒り心頭の様子だった。
鈴木はオールスター戦前までに25本塁打や77打点をマークするなど、リーグでもトップレベルの成績を残したが、初の球宴には選出されず。日米で大きな議論を呼んだ。この日は後半戦初戦で、第1打席に26号3ラン。リーグ単独トップに躍り出る80打点に到達した。
地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は、鈴木の球宴不選出に怒りが収まらない様子。「セイヤはオールスター落選のあとだからね、これは彼個人の戦いなんだ。彼はその件に関して相当腹を立てているだろう。リーグ屈指のプレーヤーなんだから。彼が落選に不満を感じるのも無理はありませんよ。オールスター戦前に全部キャリアハイなんですよ? コンスタントに出場を続けて26本塁打に80打点、文句ないでしょう? オールスター落選なんて冗談じゃないよ!」と地元放送局らしく伝えた。
鈴木は試合後に同局などのインタビューに応じ、オールスター戦でのホームランダービーの招待があったことを明かした。辞退した理由については「僕が出ても勝てないので、お断りさせて頂きました。体を見てもらえれば(笑い)。(通訳の)エドウィンなら勝てたかもしれない」とジョークを飛ばした。