
<ドジャース0-2ブルワーズ>◇18日(日本時間19日)◇ドジャースタジアム
ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」女性リポーターのキルステン・ワトソンさんが、この日までに米メディア「ESPN」のインタビューに応じ、番組MCの発言に丁寧な対応を見せた。
番組MCは、「ショウヘイは常に注目を集める。ムーキー(ベッツ)とかフレディ(フリーマン)は一緒にプレーするのが大変なんじゃないの?」と疑問を呈した。これにワトソンさんは「他のチームなら難しいかもしれませんね。自分がスターでいたいとか、スター扱いに慣れている選手がいたら、彼(大谷)がすべてを持っていくから難しいと思います」と話した。
ドジャースならではの空気についても明かし「でも、ドジャースのクラブハウスっていつもそういう雰囲気じゃない。ドジャースは謙虚なスターを引き寄せるんです。彼らは才能にあふれているし、殿堂入り間違いない選手もいますけど、シャイみたいな感じ。『俺がスターだ』みたいな雰囲気はないんです」と明かした。
MCからは「ムーキー・ベッツは気の毒だと思っているんです。彼もスターだけど、何をしてもショウヘイを超えられないでしょう?」と続けて質問。ワトソンさんは「それでも彼(ベッツ)はスターですよ。彼は彼なりにショウヘイを超えているんじゃないかしら。彼がライトを守っていても、ショートを守っていても、彼は超一流です」とベッツについて語った。
つづけて「野球ってチームスポーツだけど、個人競技の要素が強いからおもしろいですよね。ショウヘイはピッチャーでもバッターでもスターです。打撃だけで見たら、ムーキー・ベッツよりショウヘイの方が上かもしれませんが、ショウヘイは6・5フィート(約198センチ)くらいあって、ムーキーは5・9フィート、10フィート(約175センチ~178センチ)くらいです。体形が全く違うんですよ。当然パワーの出方が全然違います」と説明した。