
<高校野球兵庫大会:小野11-2網干>◇19日◇4回戦◇ウインク球場
選手17人のシード校・網干がコールドで敗退。27年3月で閉校が決まっており、単独で出場できる最後の夏になる可能性がある中で同校史上夏最高の32強で止まった。
エース長久桜大投手(3年)が初回に先制されるなど、4回途中で4失点。8回途中から再びマウンドに上がったが、3失点と小野打線につかまった。「途中で修正できなかった。申し訳ないです。32で終わって悔しい。悔いが残る」と肩を落とした。
0-4の4回には自らのバットで2点を返した。「取り返すために打った」と意地を見せた。
春は同校初の県16強に入り、今夏も同校最高位タイの32強。学校統合により今春からは1年生が入学せず、3年生10人、2年生7人の選手17人で戦い抜いた。長久は「単独でこのメンバーでやって楽しかった」と仲間に感謝した。