
<高校野球南北海道大会:札幌日大3-2札幌大谷>◇19日◇準決勝◇エスコンフィールド
札幌日大が2年連続の夏甲子園に王手をかけた。2-2の7回2死一、二塁から2番手で登板した島田柊聖投手(3年)が、自己最速となる146キロを記録するなど無安打で好救援。打撃では8回2死三塁で、左翼線への決勝適時二塁打を放ち、勝利の原動力になった。
1回戦の北海道栄戦も救援し、3回を自責点0に抑えたが、気持ちの入っていない投球に対し森本琢朗監督(44)や主将の帯川拳誓内野手(3年)から厳しい言葉を受けたという。「1回戦は気持ちの弱さが出てしまった。次の日の練習から声を出して払拭してきました。今回は最初はボールが先行しましたが、後半は気持ちの入った投球ができました」と振り返った。