
<DeNA4-3広島>◇16日◇マツダスタジアム
DeNAリリーフ陣に激震が走った。今季、ブルペンを支えてきたローワン・ウィック投手(32)が出場選手登録を抹消された。試合後、三浦大輔監督(51)は「上半身のコンディション不良です」と説明した。
前日15日の広島戦(マツダスタジアム)で1点リードの9回に登板し、2死二、三塁のピンチを迎えるも、無失点で切り抜けて今季4セーブ目をマークしていた。この日はマツダスタジアムには姿を見せていた。
今季はここまで31試合に登板し、3勝1敗、16ホールド、4セーブ、防御率0・79と圧倒的な成績を記録。6月22日ロッテ戦(横浜)では史上22人目の3者連続3球三振、いわゆる“イマキュレートイニング”を達成するなど、160キロ近い直球とイニングまたぎもいとわないタフな活躍ぶりを続けていた。入江が右上腕の神経障害で離脱する中で代役守護神の筆頭候補だったが、指揮官は「今いるメンバーで戦っていきます」と前を向いた。