
<西武1-10日本ハム>◇16日◇ベルーナドーム
4位西武が首位日本ハムに大敗し、41勝42敗1分けとなり借金生活に入った。
勝率が5割を割るのは、11勝12敗となった4月27日以来、61試合ぶり。
この日は初回、先発の渡辺勇太朗投手(24)が先頭打者に安打された後に連続三振を奪うも、4番レイエス以下に不運な当たりも含めての4連打を浴び、プレーボール後14分間までで3点を失った。
得点力不足に悩む西武打線はその裏、1死満塁のチャンスを作るも、5番の山村崇嘉内野手(22)が外角直球を痛恨の見逃し三振。その後、この日昇格した6番村田怜音内野手(23)が右翼へ大きな当たりを放つも、相手の好守に阻まれて無得点に終わった。
先発渡辺はその後、被安打を重ねて4回11安打5失点で降板。力強い日本ハム打線の前に5回からリリーフ陣をつぎ込まざるを得ない苦しい展開になった。
8回裏の攻撃前には今季初めて、西武ファンから「気合を入れろライオンズ!」のコールも飛んだが、反撃ならなかった。