
J1で19位のアルビレックス新潟は16日までに、J1柏MF白井永地(29)と、J1C大阪DF舩木翔(27)が完全移籍で新加入したと発表した。また、柏からMF島村拓弥(26)とJ2磐田からMF植村洋斗(23)が、それぞれ期限付き移籍で加入したことも合わせて発表した。
東洋大との天皇杯3回戦キックオフ前、本拠のデンカSで加入会見に臨んだ白井は「新潟の力になりたい」と話し、舩木も「オファーに感謝している。攻守で貢献したい」と決意した。
ボランチが主戦場の白井は、今季の柏やJ2徳島でボール保持にこだわる監督の下、プレーしてきた。「特長はフィットすると思う」とした上で「新潟のスタイルになじみ、勢いを出したい」。センターバックや左サイドバックから得意のフィードを広角に散らす舩木も「対人の強さを生かして失点を減らしながら、攻撃でも貢献したい」と話した。
ともに、リーグ戦再開となる20日のホーム広島戦からの出場を目指す。「この時期に加入した選手は即戦力にならないといけない。特長を新潟にプラスしたい」と口をそろえた2人。夏に加入した意味を、プレーで示していく。【小林忠】