
イングランド、プレミアリーグのリバプールがフランス代表DFイブラヒマ・コナテ(26)の売却価格を5000万ユーロ(約85億円)に設定したとスペイン紙アス電子版が15日に報じた。
今夏、大型補強を敢行しているレアル・マドリードはさらなる戦力アップを目指し、新たにコナテをターゲットにしている。一方、コナテは来年6月30日で満了する契約の延長オファーをすでに2度拒否しており、契約延長の意思がないとのことだ。さらに、今夏移籍する場合、Rマドリード以外に行くつもりがないことを明言しているという。
これによりリバプールは今夏、移籍金を得るためにコナテを売却するか、来季無料で手放すかの選択を迫られている。この状況を受けて同紙は、リバプールが移籍金を5000万ユーロ(約85億円)に設定したと報じている。
しかしRマドリードはそこまでの大金を支払うつもりはないという。2000万ユーロ(約34億円)~2500万ユーロ(約42億5000万円)のオファーを検討しており、これが断られた場合、来夏まで待ってフリーで獲得するつもりであるとのことだ。
コナテは21年夏にライプチヒから移籍金約4150万ユーロ(約70億5500万円)でリバプールに加入した。昨季はプレミアリーグ31試合(先発30試合)に出場して1得点2アシストを記録し、5季ぶりの優勝に貢献した。(高橋智行通信員)