
<全国高校野球選手権宮城大会:東北学院6-2仙台城南>◇15日◇2回戦◇石巻市民球場
4年ぶりの甲子園出場を目指す東北学院が、第5シード仙台城南を破った。先発の荒正真投手(3年)が2失点(自責1)完投。「シード校相手に勝てたということが一番大きかったです」と振り返った。ブルペンで好感触だった直球を中心に組み立てた。
仙台城南打線を4回まで無安打に抑え込んだ。だが、5回2死から右中間への三塁打で初安打を献上。そこからは毎回安打を許し、計7安打を浴びた。「ヒット1本、打たれてから、粘れなかったので、もっとヒットを抑えられる投球ができたと思います」と反省した。
3回戦は19日、仙台一と対戦する。「今回シード校を倒したので、この勢いに乗っていきたいと思います」と意気込んだ。