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【高校野球】東北の最速147キロ右腕・川原輝陽が好投 サイド転向で念願の背番号「1」/宮城


仙台二対東北 先発の東北・川原(撮影・木村有優)

<全国高校野球選手権宮城大会:東北6-0仙台二>◇15日◇2回戦◇石巻市民球場ほか

古豪東北が好発進を切った。エース川原輝陽(きよ)投手(3年)が「8番投手」で先発し、4回1安打7奪三振無失点。「ストレートが全体的に良かったです」と振り返った。降板後は左翼の守備に回り、初戦突破に貢献した。

降雨により、途中35分間の中断に見舞われた。選手らがベンチ裏に戻る中、川原は1人、ベンチに残った。普段は4番にも座り、主軸も担う打力も持ち合わせるが、5回まで3打数無安打。「打ててなかったので反省して、この後の展開を考えていました」と試合から離れなかった。そのかいあり、7回2死走者なしでは右越え二塁打を放つなど、結果につなげた。

川原は投手の他に、内野手、外野手もこなすユーティリティープレーヤー。昨秋は背番号「3」、今春は「7」を背負った。それでも、投手への思いは人一倍だった。「ピッチャーで入学したからには、夏は背番号『1』をつけたかったです」と思いが結実した。

今年1月には投球フォームが崩れ、不調に陥った。投手コーチの勧めでサイドスローに転向。巨人大勢の動画を視聴し、参考にした。これが功を奏し、最速は5キロ上がり、147キロ。課題に向き合い成長を遂げ、エース番号をつかみとった。

3回戦は19日、仙台三と対戦する。「自分たちのやるべきことをやれば勝てると信じているので、先を見ずに戦っていきたいです」と意気込んだ。【木村有優】

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