
<MLBホームランダービー>◇14日(日本時間15日)◇トゥルイスト・パーク
元ヤンキースのデレク・ジーター氏(51)が、米番組「MLB Network」に出演し、ドジャース大谷翔平投手(31)の投手起用について持論を展開した。
大谷は6月16日(同17日)のパドレス戦で、636日ぶりの二刀流復帰。同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速の101・7マイル(約164キロ)をマークするなど、ここまで5試合に登板している。
番組ではプレーオフでの大谷の起用法について議論。米野球殿堂入りを果たしているジーター氏は「ドジャースは彼を何年も保有しているから、今年だけを見ているわけではない。彼が投げなくてもワールドシリーズでは勝っているし、ドジャースはそれができるからスネルを獲得したんだろう」と分析。つづけて「彼の起用はプラスアルファ。彼は先発として投げられるだけ長く投げて、他のピッチャーが後を継ぐだろう」と起用法を語った。
最後に「ショウヘイ・オオタニが投げる時は、彼に匹敵する存在がいない。今まで誰も彼のような選手を見たことがないからね。だからこそ注意が必要なんです」と話した。