
エンゼルス菊池雄星投手(34)が14日(同15日)、ジョージア州トゥルーイストパークでのオールスター戦前日イベントに出席し、古巣西武でプレーする後輩たちへの思いを語った。
西武でプレーした菊池は昨年11月、岩手・花巻に最新設備を備えたトレーニング施設「King of the Hill(KOH)」をプロデュース。オフには西武の高橋光成投手(28)や羽田慎之介投手(21)らがトレーニングに訪れた。古巣の後輩たちとは頻繁に連絡を取り合っており「もう34なので。僕が若い時に、それこそ石井一久さんとかにかわいがってもらって、いろいろ教えてもらったっていうことを今の後輩たちに伝えていければなと思いますし、僕でよければね」と話した。
羽田は14日の日本ハム戦(東京ドーム)で、日本人左腕史上最速の160キロをマーク。1軍公式戦で日本人左腕が160キロを出したのは初だった。菊池は「僕の施設に来てくれてたんですよ。ボールを見たときに、『やべえな』と思ったんですね。こんなボール久しぶり見たと思って、本人も160キロを目指してますって言ってたので、すごくウオッチしてたので。やっぱりね、左ってなかなか球速が出ないとかね、昔から言われてましたので、こうやって160の壁っていうのを超えてくれたのは、非常に左ピッチャーにとってもうれしいですね」と喜んだ。