
MLBのドラフト会議が13日(日本時間14日)にアトランタで始まり、ナショナルズが全体1位で17歳の高校生遊撃手、イーライ・ウィリッツを指名した。
オクラホマ州フォートコブ=ブロックストン高のウィリッツはかつてエンゼルスでプレーしたレジー・ウィリッツ元外野手の息子。17歳と216日での全体1位指名は、68年ティム・フォーリーの17歳と180日、87年ケン・グリフィーJr.の17歳と193日に次いで史上3番目の若さ。昨季は打率4割7分3厘、8本塁打、34打点、47盗塁、56得点を記録した。
全体2位のエンゼルスはカリフォルニア大サンタバーバラ校の右腕タイラー・ブレムナー投手(21)を指名。MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは18位だったため、サプライズ指名となった。
全体3位はマリナーズがルイジアナ州立大の左腕ケイド・アンダーソン投手(21)、全体4位のロッキーズはかつて同球団で07年に首位打者を獲得したマット・ホリデー元外野手の息子、スティルウォーター高のイーサン・ホリデー内野手(18)を指名した。
ドジャースはぜいたく税超過のペナルティーのため戦力均衡ドラフトAから参加し、全体40位でアーカンソー大の左腕ザック・ルート(21)、41位で同大のチャールズ・ダバラン外野手(21)を指名。ブルワーズは補償ラウンドの全体32位でドジャースのディノ・エベル三塁コーチの長男、コロナ高のブレイディ・エベル内野手(17)を指名した。