
<阪神2-1ヤクルト>◇13日◇甲子園
ウル虎勝利! 阪神は最終回にドキドキの白星となった。
2-0の9回、守護神岩崎優(34)が1点を返され、なお1死二、三塁のピンチで右飛を打たれた。誰もが同点を覚悟したが右翼の森下翔太外野手(24)が本塁にストライク返球。タッチアップした三塁走者を刺して、劇的にゲームセットを迎えた。
ヤクルトがすぐにリクエストし、リプレー検証に入るも判定は変わらず。阪神ナイン、阪神ファンは改めて喜びを爆発させた。
阪神藤川球児監督(44)は試合について問われて開口一番で「ウル虎の夏ですね」とにやり。この日は毎年恒例イベント「ウル虎の夏2025」として開催され、チームは鮮やかな黄色のユニホームを着用。「簡単にはいかないような気がしていたゲームですからね。でも、本当にウル虎の夏、みたいな形になりましたね」と振り返った。
○…航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が甲子園にも現れた。前日12日に続き午後3時ごろ、大阪・関西万博でブルーインパルスが展示飛行を実施。甲子園のバックスクリーン後方の空に、きれいな五輪が描かれる様子が見られた。ちょうど阪神が試合前練習を行っている時間で、藤川監督を始め気づいたコーチやナインも一瞬目を奪われていた。