
<阪神2-1ヤクルト>◇13日◇甲子園
阪神が最下位ヤクルトに連勝し、5カード連続の勝ち越しを決めた。11日に1度連勝はストップしたが、首位独走の勢いは止まらず貯金も今季最大19に伸びた。
0-0の均衡を破ったのは、主砲の鮮やかな1発だった。6回無死一塁、好投を続けていたヤクルト先発アビラに対し、カウント2-2からの6球目の136キロチェンジアップをジャストミート。右翼ポール際へ、打った瞬間確信の当たりは、キャリアハイに並ぶ今季24号先制2ランとなった。
先発の伊藤将司投手(29)は、7回3安打無失点で4勝目。今季6度目の先発だが黒星はなく、6月18日ロッテ戦(甲子園)から無傷の4連勝となった。また今季初完封した6月29日(神宮)に続き、ヤクルト戦では16イニング連続無失点とした。
首位を快走する阪神は、15日から本拠地甲子園で中日3連戦に臨む。