
<高校野球三重大会:昴学園2-0三重>◇12日◇2回戦◇ドリームオーシャンスタジアム
今春の東海王者に輝き、甲子園に春夏27度の出場を誇る三重が、昴学園(三重)に完封負けで、初戦敗退した。両軍無失策の善戦も、ここぞの1本が出なかった。
初回には2死一、二塁の好機が訪れたものの、三ゴロに倒れた。2、3回は3者凡退に終わった。8、9回にはヒットで出塁するも、得点には至らなかった。
対する昴学園の先発、石川大介投手(2年)が5安打完封勝ち。打線は3回に先制打を放ち、次の4回にも適時打をマークした。指揮官は18年夏に白山(三重)で初出場した東拓司(ひがし・たくし)監督(47)。県内最多の出場回数の三重へ“下克上”ロードを目指す。