
<中日2-1広島>◇11日◇バンテリンドーム
広島先発森下暢仁投手(27)が7回2失点ながら、打線の援護に恵まれず、両リーグワーストの9敗目を喫した。
0-0の5回、中日の先頭ボスラーへの初球だった。141キロのカットボールをさばかれ、右翼席にソロを浴びた。6回、同点に追いついたが、7回2死満塁から代打板山に勝ち越しの左前適時打を許した。
今季、中日戦は分が悪い。前回6月27日の同カード(バンテリンドーム)でも5回3失点(自責2)で負け投手となり、ここまで2試合登板して2敗。この日はリベンジを目指してのマウンドだったが、またしても接戦で勝ち星を逃した。
打線も援護できなかった。この日の得点は1点だけ。リーグ戦が再開してからの13試合はすべて3点以下と得点力不足は深刻。チームは今季3度目の4連敗で借金2となった。