
<西武-楽天>◇9日◇ベルーナドーム
楽天今野龍太投手(30)がブルペンデーの先陣を切った。予告先発が発表されていたハワードが、上半身のコンディション不良で急きょ登板回避。
中継ぎで活躍してきた12年目右腕が、通算215試合目でプロ初先発した。
0-0の2回には1死満塁のピンチを迎えたが、フルカウントから146キロ直球で西武源田を二ゴロ併殺に封じ、先制点を与えなかった。2回32球、2安打無失点で役割を全うした。「いつもと変わらない気持ちで、ただ投げる順番が一番最初なだけ、という思いで臨みました。ボール先行になってしまったところは反省です」と振り返った。
無傷の4連勝中だったハワードは、10日に出場選手登録を抹消される見通しだ。石井GMは「ちょっと(上半身の)張りが強かったんで。登板を回避して10日間のリカバリーを持った方がいいのかなというところ。そんな長くはならないと思う」と軽傷を強調した。