
<西武-楽天>◇9日◇ベルーナドーム
スクランブル登板でプロ初先発した楽天今野龍太投手(30)が、役割を全うした。予告先発が発表されていたスペンサー・ハワード投手(28)が、上半身のコンディション不良により登板を回避し、白羽の矢が立った。
12年目右腕は西武打線を2回32球、2安打無失点に封じた。2回には1死満塁のピンチを招いたが、最後はフルカウントから源田を146キロ直球で詰まらせて二ゴロ併殺に仕留めた。
ブルペンデーの先陣を切った今野は「いつもと変わらない気持ちで、ただ投げる順番が一番最初なだけ、という思いで臨みました。ボール先行になってしまったところは反省です。この後は同じ中継ぎのメンバーをしっかりと応援したいと思います」と落ち着いた口調で話した。