
アルビレックス新潟からセルティックに加入した稲村隼翔(23)が、8日に行われたアイルランドリーグ所属のコーク・シティーとのプレシーズンのアウェー戦に左サイドバックで先発出場し、ロジャーズ監督からさっそく高評価を受けている。
先週末にチームに合流し、この日が初めての実戦となった。前半45分間だけの出場だったが、英紙デイリー・メールは「キックオフから彼のタッチは一流で切れ賀あり、ボール・デリバリー(パス供給)は悪魔的だった」と伝えている。また、ロジャーズ監督の言葉として「セルティックのようなビッグクラブでプレーするには、ボールを前にパスできないといけないし、ボールを扱える個性が必要となるが彼はそれを持ち合わせている。正直に言うと、彼には驚かされた」と報じた。
指揮官は稲村がプレー機会を得るためには他のクラブへのレンタルも考えていたようだが、この日のプレーを見て考えに変化が出たもよう。「彼をチームに迎え入れ、プレシーズンでどういうプレーを見せるのか見守っていきたい」としている。
この一戦はBチームで臨んでおり、前田大然や旗手怜央はベンチ外だった。