【高校野球】23年ぶりVへ拓大紅陵が市船橋と練習試合 宮武凜人が２ラン「完璧だった」/千葉

高校野球千葉大会関連　練習試合で安打を放つ拓大紅陵・宮武（撮影・北村健龍）

＜高校野球練習試合：拓大紅陵－市船橋＞◇6日◇拓大紅陵グラウンド

高校野球千葉大会で23年ぶりVを目指す拓大紅陵は6日、木更津市内の同校グラウンドで市船橋と練習試合を行った。

「6番一塁」で先発出場した宮武凜人内野手（3年）は6回に右越え2ランを放つなど4打数2安打4打点の活躍を見せ「（2ランの感触は）完璧だった。打撃の調子はいい」と納得の表情で打席を振り返った。

最終回に登板したエースの堀込龍投手（3年）は2死から走者を許し失点を許すも、力強い直球と鋭い変化球で後続を打ち取った。「自分の思い通りにいかないなかでも抑えられたのは良かった」と投球に手応えを感じた様子だった。

初戦は13日に千葉経大付と船橋法典の勝者と対戦する。堀込は「ここから徐々に（状態を）あげて初戦に合わせていきたい」と意気込んだ。昨秋は県準V、関東大会では初戦で敗れあと1歩のところで甲子園に届かなかった。23年ぶり夏の頂点へ向け、千葉の古豪は順調に調整を進めている。