中村敬斗がスタッド・ランス残留へ“来シーズンもクラブに残る”クラブ幹部が確認と現地紙報道

日本代表MF中村敬斗（2025年6月撮影）

日本代表のFW中村敬斗（24）が来季もスタッド・ランス（フランス2部）に残ることをクラブ幹部が確認した。4日、ランス地元紙リュニオン電子版が報じた。

同紙は「GKイエヴァン・ディウフ（25）のニース（フランス1部）との契約発表と、ギニアU－23代表GKスーマイラ・シラ（21）の2027年までの契約延長は、来週月曜日（7日）の代表選手らの復帰を陰に隠すことはない」とし、「その中でもスタッド・ランスは中村敬斗を頼りにすることができる。この日本人選手は、サウジアラビアのクラブ、アル・ファイハへの移籍のうわさが飛び交っていたが、クラブ幹部らは、2028年まで契約が続く日本人FWが来シーズンもクラブに残ることを改めて確認した」と伝えた。

またリュニオン紙は「2023年夏にオーストリアのLASKリンツから移籍してきたFWは、すぐに赤と白のチームでの地位を確立した。11ゴールを挙げ、昨シーズン苦戦を強いられたSランスの攻撃の先兵となった。中村は、Sランスのリーグ戦ゴールの3分の1（全33ゴールのうち11ゴール）を決めた」とたたえた。（松本愛香通信員）