
<ドジャース1-18アストロズ>◇4日(日本時間5日)◇ドジャースタジアム
「1番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(30)は3打数無安打で、2試合連続のノーヒットに終わった。チームは今季ワーストの18失点。17点差での大敗は本拠地では球団ワーストとなった。
大谷は3回2死の第2打席、アストロズ先発の右腕マクラーズのナックルカーブを捉え、ライナー性の当たりを放った。これが同投手のかかと付近に直撃し、跳ね返ったボールをダイレクトで遊撃手がキャッチ。珍しいプレーの遊直で凡退となった。
マクラーズは試合後、「オオタニは素晴らしい打者。18年から彼と対戦してきたが、正直、いつも気が進まない。自分としてはいいボールを投げたと思ったが、彼はそれを完璧に打ち返した」と称賛。打球が当たった瞬間の状況については、「少し、足が痺れて感覚がなくなった。たぶん神経に当たったんでしょうけど、足首の骨とかではなく、かかとに当たったのがラッキーだった。少し痛みもあったけど、投げるのは大丈夫だった」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。