スコットランド1部の名門セルティックは4日、アルビレックス新潟DF稲村隼翔（23）と4年契約で加入することを発表した。背番号は25。クラブのレジェンド、中村俊輔と同じ番号を背負うことになった。
稲村はクラブ公式チャンネル「Celtic TV」で「これまで多くの日本人選手が活躍している。その世界的な名門のセルティックに加入できてワクワクしています。今所属している日本人選手も素晴らしい結果を残しているので、期待されていると思うのでその期待に応えたい」と笑顔で応えた。
背番号25を選択した理由について「提示してもらった中で輝いて見えたので選ばせてもらった。中村選手は小さい頃からキックをまねしたり、特に好きな選手でした」と回答した。
さらに「スコットランドリーグでは圧倒的な強さで毎年優勝している。素晴らしいチームだなと思います。持ち味の左足の長短のキック、縦パス、ボールタッチのところは特長です。日本人選手が活躍していますが、越えられるよう頑張りたい」などと意欲的に話した。
また、ロジャーズ監督は「ハヤトをセルティックに迎えることができて大変うれしく思います。彼は将来有望で、高いポテンシャルを秘めた若い選手です。彼もセルティックに加入することでキャリアの次のステップを踏み出せることを喜んでいるでしょう。彼をチームに迎え入れることを楽しみにしています」とコメントしている。
稲村は前橋育英高から東洋大に進み、4年時の昨季から特別指定選手として新潟でプレーしていた。東洋大でも昨年12月の全日本大学選手権（インカレ）で初優勝している。
