
<オリックス8-6ロッテ>◇4日◇ほっともっと神戸
オリックスが初回、3発のアーチで主導権を握った。
1死後、まずは宗佑磨内野手(29)が、右翼スタンド中段に2号先制ソロをたたきこんだ。続いたのは杉本裕太郎外野手(34)だ。1死一塁から148キロ速球をとらえ、左翼スタンド中段に8号2ラン。さらに1死一塁とし、最後は西野真弘内野手(34)が147キロ速球をさばき、右翼席に3号2ランを放った。
初回に3本のアーチを集めて5得点。震災から30年。『神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th~』の3戦目は、いきなりド派手な花火大会となり、スタンドに駆けつけたオリックスファンを沸かせた。
先発曽谷龍平投手(24)は3回に3失点。5回にも1失点。6回、110球を投げ、7安打5三振4失点で降板したが、打線の援護とブルペン陣の踏ん張りに助けられ、チームトップの今季7勝目をマークした。
チームも3連勝で首位を守った。