
<DeNA1-7阪神>◇4日◇横浜
阪神が今季最長タイの6連勝を飾り、2位広島とのゲーム差を今季最大の6に広げた。
先発村上頌樹投手(27)は3回までパーフェクトの立ち上がり。しかし、4回先頭桑原に四球を与えると、二盗を許したあとに佐野に右越え先制適時右前打。1点を追う7回には無死一、三塁のピンチを背負ったが、後続を打ち取り、7回5安打1失点で降板した。
DeNA先発はこの日まで今季対戦防御率0・45のケイ。今季7打数無安打と相性が悪い大山悠輔内野手(30)を今季77試合目で初めてスタメンから外し、5番にラモン・ヘルナンデス内野手(29)を並べる打線組み替えを図った。大山のベンチスタートは昨年6月4日楽天戦(甲子園)以来約13カ月ぶり。
打線は、3回には2死二、三塁まで走者を進めたが、森下翔太外野手(24)が左飛に封じられた。4回2死からは小幡竜平内野手(24)が遊ゴロ失策で出塁も前川の打席でケイに二盗を読まれ盗塁死。さらに6回先頭近本光司外野手(30)が四球を選んで出塁したが、中野拓夢内野手(29)が送りバント失敗。続く森下が三ゴロ併殺に倒れ、ミスで好機を潰す場面が目立ち、ケイには7回2安打無失点と封じられた。
8回には2番手伊勢から先頭坂本が中前打で出塁。温存した代打大山が左前打で続き無死一、三塁にすると近本の左前打で同点に。1死満塁から佐藤輝明内野手(26)が勝ち越し左犠飛を放った。
阪神先発村上は5月30日広島戦(マツダスタジアム)以来、約1カ月ぶりのリーグトップ8勝目を挙げた。