
昨季までDeNAに所属した渡辺明貴投手(25)が4日、メキシコプロリーグのグエロレス・デ・オハカへの入団が決まった。米アリゾナ州を拠点にするトラベリング・チーム「アジアンブリーズ」が発表した。
渡辺は育成2年目の昨季、主に2軍の抑えとしてイースタン・リーグ48試合に登板し、7勝0敗、9セーブ、防御率2・25という好成績を残した。シーズンオフには保留者名簿にも名を連ねていたが、昨年12月20日に退団が発表され、自由契約選手として公示されていた。
プロ入り前には日本と韓国の独立リーグも経験した苦労人で、アジアンブリーズは渡辺のコメントをホームページで発表。「このたびLMBのGuerreros de Oaxacaと契約することとなりました。アジアンブリーズやさまざまな方々に支えられこの契約をできた事に感謝します。元メジャーリーガーなどがいてとてもレベルの高いリーグになっているので、残りの日数も少なくなってきてますが、最後までチームの勝利、優勝に貢献できるような活躍をしたいと思います」と力を込めた。