＜ウースター4－7シラキュース＞◇3日（日本時間4日）◇マサチューセッツ州ウースター
右肩のリハビリのため開幕から負傷者リスト（IL）しているレッドソックス吉田正尚外野手（31）が、マイナー3Aの試合でリハビリ出場しオープン戦以来の安打を放った。
吉田は3Aウースターの一員としてシラキュース戦に「2番左翼」で出場し、3回無死一塁で迎えた第2打席。カウント1－1から相手右腕の外角低めカットボールを捉え、左翼の前に落とした。初回は遊ゴロ、5回は三飛に倒れ、6回の守備から退いた。
今年初めて就いた外野守備では飛球3個と左翼線二塁打となった打球を処理した。前日の実戦復帰初戦ではDHで出場し2打数無安打、1四球だった。地元メディア「MassLive」によると、吉田は試合後に自身の状態について「100％」と口にしたという。
吉田は昨年10月に受けた右肩手術の影響で送球が万全ではなく、開幕からIL入り。フロリダ州の球団施設や本拠地フェンウェイパークなどで調整を続け、前日2日からマイナーでのリハビリ出場を開始した。外野手としての復帰を目指しているが、ディバースがジャイアンツに放出されたことでDHが空き、コーラ監督も吉田をDHで起用する予定だと明かしている。オープン戦ではDHで11試合に出場し打率2割8分6厘、1本塁打、7打点だった。
