
<ドジャース-ホワイトソックス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、メジャーリーグ史上20人目の通算3000奪三振を達成した。
本拠地でのホワイトソックス戦に先発。3回無死からカーブで空振り三振、5回2死から再びカーブで空振り三振を奪い王手をかけた。5回まで92球で4失点だったがスタンディングオベーションに迎えられて6回も続投。
6回2死、100球目のスライダーでキャプラを見逃し三振に仕留め、この試合3個目の三振を奪い、大台に到達。本拠地は大興奮に包まれた。デーブ・ロバーツ監督やチームメートたちに迎えられ、ベンチに戻った。メジャー18年目、通算441試合目の登板で大記録に到達した。
記録メモは以下の通り。
▼カーショーは史上20人目の通算3000奪三振。ドジャース一筋実働18年目で、所属1球団だけで達成した選手はW・ジョンソン(セネタース)とB・ギブソン(カージナルス)に次いで3人目。左腕ではS・カールトン、R・ジョンソン、CC・サバシアに次いで4人目。現役ではJ・バーランダー、M・シャーザー以来3人目。
▼達成者20人中、薬物使用疑惑のあるクレメンスとシリング、現役の3人を除くと全15人が殿堂入りしている。
▼最も三振を多く奪った選手はベルトで30個。MLBのラングス記者によると、最多の決め球はスライダーで1314。次いで直球の899、カーブの743。