【巨人】阿部監督が就任後初の退場「思わずしちゃいけないことを…」選手時代は14年７月に１度

阪神対巨人　8回、リクエスト判定に抗議した阿部監督は退場となる（撮影・上田博志）

＜阪神1－0巨人＞◇2日◇甲子園

巨人阿部慎之助監督（46）が、リクエストの結果へ抗議し、監督就任後初の退場を宣告された。

阿部監督が投手交代を告げる際に、球審へリクエストの結果に説明を求め抗議し、退場が宣告された。二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ（49）が監督代行を務めた。

阿部監督の退場は、選手時代の14年7月11日阪神戦以来2度目だった。8回2死一塁から二ゴロを放ち、際どいタイミングだったが、アウトと判定され、一塁塁審の笠原審判員を押し、暴力行為で退場処分を受けた。

当時は、試合後に「人間のやることだから、間違いもある。でも俺が、退場とみなされる行為をしてしまったのは反省」と謝罪していた。

監督就任後初の退場だったこの日は「抗議したらいけなかったんですけど、思わず、しちゃいけないことをしちゃったんで申し訳ないし、退場処分になって、最後まで指揮をとれなかったというのは監督として、良くはないことなんで、選手たちにも申し訳ないなと思います」と頭を下げた。