
<ドジャース-ホワイトソックス>◇1日(日本時間2日)◇ドジャースタジアム
3試合ぶりアーチで30号を目指すドジャース大谷翔平投手(30)は「1番DH」でスタメン出場。
相手先発右腕スミスと対戦。第1打席では、初球97・8マイル(約157キロ)の低め直球を見逃し。2球目、低め91・9マイル(約147キロ)のチェンジアップを鋭い当たりで捉えるも、二塁手正面の二ゴロに倒れた。打線は2死からつながり、1回に一挙4点を奪った。
4点リードの1死走者なしで迎えた第2打席では、外角攻めのボール球を見てカウント3-2としたが、6球目の外角高め97・2マイル(約156キロ)直球を強振して空振り三振。大谷は振り返りミットに収まった球を見つめて、悔しそうな表情でベンチに戻った。これで11打席連続無安打になった。
だが第3打席で3試合ぶりの1発が飛び出した。4点リードの4回2死走者なし。ここまで相手先発右腕スミスに抑えられていたが、第3打席で攻略した。4球目ファウルが球審に直撃し、一時試合中断となるハプニングが発生も再開後のカウント3-2から6球目90・3マイル(約145キロ)スライダーを振り抜いた。打球は右翼席スタンド中段まで一直線の右越えソロ。打球速度116・3マイル(約187キロ)、飛距離約124メートル、打球角度42度の1発だった。
1点を追加し、リードを5点に広げ、5年連続30本塁打をマークした。
5点リードで迎えた7回先頭の第4打席では、2番手左腕アレクサンダーと対戦。カウント1-2からボール球の高め直球に手が出て空振り三振を喫した。
大谷は試合前時点で打率2割8分7厘、54打点、29本塁打、OPS(出塁率+長打率).1・021としている。