【楽天】荘司康誠、実戦復帰に向けて着々 コンディション不良で離脱も、すでにシート打撃で登板

キャッチボールする楽天荘司（撮影・山田愛斗）

楽天荘司康誠投手（24）が、実戦復帰に向けて順調にステップを踏んでいる。6月7日の巨人戦で先発予定だったが、コンディション不良により登板を回避。現在は2軍で調整しているが「もうすぐ復帰できるかなって感じですね」と見通しを示した。

ブルペン投球では全力で投げられるまでに回復している。「一昨日、シートでバッターに投げられたので、ほぼ復帰に近い感じです」。同29日にはシート打撃で登板し、打者相手に15球ほど投じたという。今月4日に再びシート打撃で登板予定だ。

荘司は5月24日の日本ハム戦で390日ぶりに勝利を挙げた。コンディション不良により1カ月以上実戦から遠ざかっているが、2軍戦での登板は近づいている。「オールスター前に滑り込みたいって気持ちはあるんですけど」と前置きした上で、今月23、24日に行われる球宴後の1軍復帰が現実的な目標となりそうだ。「そこで行けたら一番いいかなと思います」と力を込めた。