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67年ぶり6人目!レッドソックスのアブレイユがランニングと満塁本塁打 日本では過去に例なし


レッドソックスのウィルヤー・アブレイユ外野手(26)は、メジャーリーグで67年ぶりとなる1試合でのランニング本塁打と満塁本塁打を記録しました。この快挙は6月30日のレッズ戦で達成され、アブレイユはまずフェンウェイパークでのランニング本塁打を放ち、その後8回に満塁本塁打を追加しました。ランニング本塁打はフェンスへの跳ね返りから生まれ、満塁本塁打は407フィート(124メートル)を飛びました。1958年のロジャー・マリス以来となる記録で、日本のプロ野球ではまだ例がありません。アブレイユは「走るのは大変だが特別な体験」と話しました。

レッドソックスのウィルヤー・アブレイユはランニング本塁打となる打球を放ち、ベースを回りホームを目指す(Bob DeChiara-Imagn Images=ロイター)

<レッドソックス13-6レッズ>◇6月30日◇フェンウェイパーク

レッドソックスのウィルヤー・アブレイユ外野手(26)が、1試合でランニング本塁打と満塁本塁打を放った。メジャー67年ぶり。日本では1例もないという超レア記録となった。

7-4で迎えた5回先頭、2ストライクからの3球目の高め直球をたたくと、打球は右中間の最深部、フェンスが入り組んでいる部分を直撃した。ボールは横に、中堅方向へ大きくはね返った。慌てたレッズの中堅手フリードルは足をすべらせる。打球は転々とし、右翼手のハインズが追いつき、遊撃手のデラクルスに中継した時には、アブレイユはヘッドスライディングで本塁に生還していた。

アブレイユは球団公式サイトによると、今季15号に「打った瞬間はホームランだと思った。でも(ウォーニング)トラックの方に(中堅手が)向かってるのを見て『入らないかも』と思って走り出した。で、実際にフェンスを越えなかったから、ランニングホームランになったんだ」と話した。飛距離423フィート(129メートル)という大飛球で当初は確信歩きをしていたため、ベース1周のタイムは16秒72だった。

本拠地フェンウェイパークでランニング本塁打を打ったレ軍の選手は、11年9月19日のジャコビー・エルスベリー以来14年ぶりとなった。

中堅手のフリードルは「ほとんどずっと打球を見失ってた。だから打球が飛んだ方向を目指して走ってただけ。フェンスに当たるかブルペンに入るかだと思った。備えて止まろうとしたのだけど、左足が滑って踏ん張れなかった。ストップしようとした瞬間にね」と振り返った。

9-5の8回2死満塁では、初球の内角低め直球をすくい上げた。16号は飛距離407フィート(124メートル)の打球は、右翼のレッドソックスのブルペンに落ちた。1試合でランニング本塁打と満塁本塁打を打った選手は、1958年のロジャー・マリス(アスレチックス)以来、メジャーリーグで67年ぶり6人目の快挙となった。

アブレイユは、どちらの本塁打が満足感が高かったかと問われると「もちろんランニングホームランの方が特別だったよ。でもね、疲れるんだ、あれ」と笑った。「だから僕としては、打ったらベースをゆっくり回るだけで済む、普通のホームランの方が好きかな」と話した。

ちなみに、日本のプロ野球(NPB)では、1試合でランニング本塁打と満塁本塁打を打った選手は、1人もいない。

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