
オリックス宮城大弥投手(23)がプロ初の凱旋(がいせん)登板へ気合を入れた。
2日の西武戦(沖縄セルラースタジアム那覇)に登板予定。昨季は5月に大胸筋を痛め、1週間後の那覇での試合を前に無念の離脱となった。「西武にも沖縄の人がいるので、みんなで盛り上げられたら」と笑みを浮かべた。同球場は興南3年夏の沖縄大会決勝以来6年ぶり。地元の子どもたちへ「姿を見られただけでいいと思ってくれたら」と笑いつつ「良い投球をして勝ちがつけば一番」と話した。
前回21日のヤクルト戦(神宮)では4失点して2敗目。中10日の登板間隔で調整し「優勝を狙いたいのでふさわしいような、チームを勢いづけられるような投球ができたらうれしい」。エースが真夏の沖縄で快投する。