
“2度目のチャンス”に臨む。小園健太投手(22)が今季1軍初先発することが6月30日、濃厚になった。1日からの中日3連戦(横浜)となる見込み。今季はここまでイースタン・リーグ12試合に先発して同リーグ2位の6勝(2敗)を挙げ、同1位の防御率1・67とアピールしてきた。この日はDOCKで調整し「どうなるか分からないですけど、自分の中でしっかり悔いのないように準備したい」と静かに闘志を燃やした。
先発陣はここまで東、ジャクソン、ケイ、バウアーの4本柱を中心に、大貫、石田裕、平良らが安定した活躍を続けていたが、バウアーが不調で6月29日に出場選手登録を抹消された。大原チーフ投手コーチは小園、吉野、平良を代役候補に挙げていたが、ファームでアピールし続けてきた22歳に白羽の矢が立った。
21年ドラ1右腕にとってはプロ初登板初先発した昨季以来、2度目の1軍舞台。4年目でのプロ初勝利を目指す。