
DeNA三浦大輔監督(51)が、舞台裏や思いを語る「月刊ハマの番長~シーズン5~」。第4回はSNSやインスタグラムでファンの方に募集した質問に答える番外編。リーグ戦再開後、チームは巨人に3連敗を喫する厳しい船出となったが、オールスターまでに“奪首”するという目標に加え、中学生時代からファンだった歌手・矢沢永吉との秘話、モーニングルーティンからファンの方のお悩み相談まで。ハマの番長の素顔も明らかになった。【取材・構成=小早川宗一郎】
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--交流戦振り返って、印象的な試合は?
8日の日本ハム戦かな。三森がサヨナラヒットで試合を決めてくれたのはもちろん、その前の9回に牧の代走で出て徹底マークされている中でスチールをしっかり決めたテクニック、ハートの強さ、度胸は素晴らしかった。
--試合前や朝のモーニングルーティンは?
朝起きてコーヒー飲みます。ホームなら球場でひと汗かいてすっきりします。ウオーキングやランニングをしながら、いろいろ考え事をして、シャワーを浴びてスッキリしてから監督室でデータを見て、ミーティングに入っていくという感じです。
--矢沢永吉さんと会ったことはありますか?
1度だけあります。引退セレモニーでビデオメッセージをいただいて、その年の12月の武道館でごあいさつさせていただきました。緊張のあまり写真もサインもお願いすることを忘れていました。家に帰ってきてから気付いて(笑い)。でもお会いできてめちゃくちゃパワーをいただきました。先日、赤レンガ倉庫の「俺たちの矢沢永吉展」に行ってきて、「よし、また明日から頑張ろう」というパワーをもらってきました。
--友人関係、人間関係に悩んでます。うまくスルーする方法はありますか?
スルーする方法…。結局はハイハイってスルーしてても、向こうにしてみればそれがまた余計イラっとして、関係がひどくなる可能性もある。背景が分からないので何とも言えないですけど、コミュニケーションは必要かなと。自分が変われば相手も変わる、と思ってやっていくこと。それでも相手が変わらないようであれば、多分周りから見たらその人は逆に浮いてしまうかなと。
良くしていこうと思ってトライしていくのか、自分が変わるのか、それとも環境を変えるのか、ですかね。
--うまくいかないときはどう切り替えてますか?
俺もうまくいかないことだらけです(笑い)。ある程度自分の中で整理したら切り替えてやる。振り返ってから切り替える、ですね。
--オースティンに「BANCHO(番長)」と呼ばれていますが、番長呼びはウエルカムですか?怒りますか?
全然。確か最初に「ハマの番長」と書いたのは日刊スポーツだと思うんですよ。そのときは「番長」って存在が俺らより一世代上の時代のものだったので古いよな、嫌だなと思ってましたけど、小さい女の子に「番長頑張って」と言われた時に諦めました(笑い)。逆にこれはありがたいことだと。うちの子どもたちも小さいころは「パパ」とかではなくて「番長」と呼んでいましたから。
--リーグ戦再開後への意気込みは?
オールスターまでに首位に立てるように頑張ります!