
7月4日から始まる日本ハムの「ファイターズかわいいシリーズ」を前に、郡司裕也捕手(27)と山県秀内野手(23)の“かわいい対談”が実現した。クールに粋なコメントを発信する“こめんと郡司”と、素のかわいらしさがあふれ出す“ガタシュー”。慶大、早大出身というライバル関係もチラ見せしながら、楽しく語っていただきました。
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-今年もかわいいシリーズが近づいてきた。お互いのかわいいところは
山県 郡司さんはキャッチャーをやっていて、マスク取った時の丹精な顔立ち。なんか輝いてますね。
郡司 いじりが…。
山県 この前セカンド送球で(盗塁)刺した時に、マスク取ってどや顔かと思ったら、めっちゃ笑顔で。
郡司 いじってます…。
山県 郡司さんって、クールなイメージがあって。(感情を)顔に出さないイメージだったんですけど、盗塁を刺した時は心から喜んでる笑顔で。その笑顔が大型ビジョンに映されて、スタンドもわいてました。
郡司 僕はどっちかっていうとイケオジになりたいという将来の夢があります。反町隆史、窪塚洋介になりたいっていう僕のルートがあるんです。あんまりね、顔に出さないようにはしてるんですけど、こうやってこぼれちゃう時も、あるのかもしれませんね。
-山県選手のかわいいところは
郡司 狙ってやってんのか、素で出てるのか、どっちなのかなっていうのが、まだわからないんですね。それこそ、いいプレーした後の顔とか、ヒット打った後の塁上の表情とか、こいつ狙ってんのかなあ、と思うぐらいの笑顔見せますからね。それが狙ったものなのか自然に出たものなのかは、まだ検証中なので。今のところはね、素でやってんじゃないかなって。「俺はかわいい」で売っていくんだっていう思いが見え隠れしたら、僕はそこに一石を投じたいなと。今のところはね。
-日刊スポーツの「かわいいシリーズ名鑑」で、タレント花咲楓香が挙げたかわいいポイントに「初安打がリクエストされるも判定通りセーフになった時の照れながら笑顔のガッツポーズ」とありました
山県 あの時は頭真っ白で、なんも考えてないですね。素の感じで。
郡司 じゃあオッケー。
-本業の野球については、お互いどう思う
山県 郡司さんの野球に関してのいいところ…。
郡司 ポンポン出せよ(笑い)。
山県 …決めてほしいというところで、絶対決めてくれる安心感。相手のピッチャーのメンタルとかを破壊してそうな、相手が嫌がるバッティングをしてるようなイメージ…かわいいとは全く関係ないですけど(笑い)。自分が守ってたらすごく嫌だなって思うバッターですね。
-続いて山県選手の良さは。確か初ホームランの際、郡司選手のアドバイスが生きたと
郡司 キャンプで紅白戦を名護でやった時に、山県が(2軍キャンプ地の)国頭から来て。(2軍打撃コーチの佐藤)友亮さんと3人でしゃべっていたんですよ。友亮さんが「こいつが、当てにいくバッティングばっかしてつまんねえんだよ」みたいなことを冗談半分で言ってきて。僕も「1年目からそんなつまんないバッティングしてんなよ」みたいな。「飛ばせよ。野球はホームランだぞ」みたいなことを、半分冗談で半分ガチみたいな感じで言ったら、気づいたらバッティングスタイルが激変してまして。こんなポイント前で、引っ張り込むバッティングできるんだっていう。郡司先輩の教えを忠実に守っていく、かわいい部分がありますねえ。