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【ソフトバンク】35歳東浜巨、6回69球省エネ投球で無失点2勝「よく頑張った」指揮官賛辞


ソフトバンクの東浜巨が、ロッテ戦で6回を69球、4安打無失点のピッチングで今季2勝目を挙げた。この勝利は、東浜にとって4月20日以来の70日ぶりの白星。奪った4三振はいずれも3球で決め、効果的な省エネ投球を披露。東浜は特にカーブを中心に球にアクセントをつけ、力で押すだけでなく頭脳的な投球を見せた。小久保監督は東浜の投球を評価し、チームは4カード連続の勝ち越しとなり、日本ハムとの次の連戦にも勢いがついた。東浜は35歳の誕生日を祝い、この勝利をさらなる自信に結びつけたいと意気込みを見せた。

ロッテ対ソフトバンク 今季2勝目を飾ったソフトバンク東浜(撮影・たえ見朱実)

<ロッテ1-2ソフトバンク>◇29日◇ZOZOマリン

ソフトバンク東浜巨投手(35)が4月20日の西武戦(ベルーナドーム)以来、70日ぶりの白星で2勝目を挙げた。ロッテ打線を6回69球で4安打無失点に封じ込む省エネ投球。4三振はすべて3球勝負で奪った。小久保裕紀監督(53)もベテラン右腕の投球に「よく頑張ってくれた」と賛辞を送った。チームは6月最終戦に勝利し、4カード連続勝ち越し。7月1日からの日本ハム3連戦(東京ドーム、みずほペイペイドーム)で首位も見えてきたゾ。

   ◇   ◇   ◇

大粒の汗を流しながらのマウンドが代名詞だが、投球は涼しげだった。6回69球無失点の省エネ投球で、東浜が白星を手にした。

「常に1軍で投げることをイメージしながらしっかり準備することだけを考えてきた」。1軍登板は5月7日の西武戦(ベルーナドーム)以来、53日ぶり。2年ぶりのZOZOマリンで、テンポよく投げ込んだ。立ち上がりにこの日の自分を「把握」した。「投げていると直球は140キロ後半の感じだったが、実際は球速は143キロとかだった」。カーブの割合を増やすなど、力で押すだけでなく投球にアクセントをつけた。

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奪った4三振はすべて3球勝負。「自分としてもなかなかないこと。引き出しにしたいなと思う」と笑った。コンビを組んだ谷川原とはファームでも息を合わせてきた。「タニ(谷川原)がうまく引き出してくれた」と感謝した。

2軍戦で新潟遠征にも行った。「どこに行っても、やることは一緒。いつでも(1軍で)投げられるようにしています」と長距離遠征も苦にしなかった。23日の3軍巨人戦(タマスタ筑後)。福岡の自宅を出る前に、夫人と黙とうした。故郷・沖縄の「慰霊の日」。プロ入り後も欠かしたことのない祈りの日だ。

小久保監督も賛辞を送った。「東浜がよく頑張った。あそこ(6回)まで行ってくれて、こちらとしては助かりました」。チーム最年長投手は20日に35歳の誕生日を迎えた。年齢を1つ重ねて手にした1勝。「うーん、そういう実感はないですね」と笑ったが、チームは4カード連続の勝ち越し。次カードの日本ハム3連戦に向け、さらに勢いがついた。【佐竹英治】

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