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【巨人】プロ1号決勝弾の中山礼都に阿部監督目を見張る「スイングする力が1年目と全く違う」


巨人の中山礼都は、DeNA戦でプロ初となるライトへの本塁打を打ち、ファンと喜びを分かち合いました。この試合で挙げた一打は彼にとって特別なもので、彼の両親が「ライト」と命名した意味を象徴するものとなりました。中山選手はこの一発を実家に送りたいと語り、試合後のヒーローインタビューでもその喜びを表現しました。これによりチームも3試合連続完封勝利を飾りました。中山は速球に対抗するための特別な練習をしており、その成果が今回の試合で発揮された形。彼の成長と努力が、チームにひとつの明るい光をもたらしました。

巨人対DeNA ファンとハイタッチする巨人赤星(手前左)と中山(撮影・小沢裕)

<巨人1-0DeNA>◇29日◇東京ドーム

豪快にライトに放り込んだ。2回無死。巨人中山礼都内野手(23)が2ボールからDeNAジャクソンの直球を強振した打球は右翼席中段に飛び込んだ。イチロー氏や高橋由伸氏らが守ってきたポジションであり、プロ野球選手になってほしいという願いで両親から「らいと」と命名された。その名の通りライトへのプロ1号を放ち「ヒーローインタビューでは自分で大切に保管すると言ったんですけど、実家に送ろうかな」。最高の親孝行を決めた。

“あの本塁打”から252日。ようやく記録に残る「1」を刻んだ。24年10月20日のCSファイナル第5戦でも本塁打を放つも、公式記録には残らず。待望のレギュラーシーズンでの1発となったが「(ダイヤモンドを)速く走りすぎちゃったので、もうちょっとかみしめれば良かった」と初々しさを残した。

成長を実感させる放物線だった。速球に対応するため、今カードの早出練習からマウンドよりも前の位置に打撃マシンを設置。「(速球に)振り負けないように」と練習の成果を示すように、150キロ直球を完璧に捉えた。2軍監督時代から中山を見てきた阿部監督も「スイングする力が1年目と全く違うし、人ってここまでなるんだな」と目を見張る。

貪欲な姿勢で出場機会をうかがってきた。本職は内野だが、今季から人生初の外野守備にも挑戦。「やっぱり景色が違います」と戸惑いながらも「一番(の持ち味)は打撃だと思っているので、出られるところでやることをやるだけ」と中山。この日も左翼でスタメンに名を連ねた。

チームは約5年ぶりの3試合連続完封勝利で、同一カード3連勝。7月1日からは首位阪神との3連戦が控えるが「そんなにホームランを打てるようなタイプじゃないので、また明日から謙虚に」。中山の一打がチームを明るくする。【水谷京裕】

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