
<巨人1-0DeNA>◇29日◇東京ドーム
DeNAが、1番に佐野恵太外野手(30)を起用する勝負手を打ったが、3試合連続の“完封負け”で巨人に3タテを喫した。
1回は先頭の佐野が四球を選び、2番度会が進塁打で1死二塁の好機をつくったが、3番宮崎、4番牧が凡退した。
2回は3者凡退で、3回は1死からジャクソンが安打を放ったが、佐野が併殺に倒れた。
4回は3者凡退に終わり、5回は1死から山本が安打を放ったが、後続が断たれ、無得点に終わった。
6回は3者凡退、7回は筒香が2死から安打を打ったが、山本が空振り三振。8回は3者凡退で、9回は守護神マルティネスに締められた。
佐野の1番は今季初で23年8月20日の阪神戦以来、2シーズンぶり。初回の攻撃では無死一塁から、度会がセーフティーバントやエンドランを仕掛けるなど、三浦監督はあらゆる策を講じたが、交流戦最終戦だった22日のロッテ戦(横浜)の6回から31イニング連続無得点と苦しむ。
今カードは第1戦でケイが6回1失点、第3戦でジャクソンが7回1失点と先発陣が好投したが、打線が援護できず。チームは4連敗で、借金は2にふくらみ、首位阪神との差が5・5に広がった。
◆スタメン
1番一塁 佐野
2番右翼 度会
3番三塁 宮崎
4番二塁 牧
5番左翼 筒香
6番捕手 山本
7番中堅 桑原
8番遊撃 森敬
9番投手 ジャクソン