
アトレチコ・マドリードが25-26年シーズンに向け、メンバーの3分の1を入れ替える可能性があるとスペイン紙マルカが29日に報じた。
スペインリーグを3位で終え、欧州チャンピオンズリーグを決勝トーナメント1回戦、国王杯を準決勝、そして現在開催中のクラブワールドカップを1次リーグで敗退したAマドリードは現在、新たなタイトル獲得を目指し、チーム作りに尽力している。
そんな中、同紙によると現時点で少なくとも5人の退団が決定しているという。アスピリクエタ、ヴィツェル、ヘイニウドは契約満了によりチームを離れることが決まっており、Aマドリードで10年以上プレーしたコレアはティグレス(メキシコ)、下部組織出身のリケルメはベティスにそれぞれ移籍する予定である。
その他、レギュラーの座を確保できていなかったサムエウ・リーノ、ナウエル・モリーナ、ギャラガーもオファー次第で退団する可能性があり、シメオネ監督指揮下で戦力外のレマルは移籍を希望している。
さらに、中盤の大黒柱デ・パウルは来年で切れる契約を延長するかどうかで、今夏放出の可能性があると同紙は伝えている。
その一方、ビリャレアルのスペイン代表MFバエナ、ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーゾの加入が決定的となっている。(高橋智行通信員)