
<ロイヤルズ-ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇カウフマンスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH兼投手」でスタメン出場した。
今季3度目の投打二刀流は初の敵地。先攻のため、まずは打席で1回に昨季16勝の右腕ルーゴと対戦した。1ストライクから内角高めのボール球を空振りすると、真ん中付近のカットボールに手が出ず、見逃しで3球三振に倒れた。
大谷は2回を3者凡退に抑えると、3回無死で第2打席へ。カウント2-2から外角高めのカットボールにバットが回り、空振り三振に倒れた。
第3打席は0-2の5回無死、フルカウントから高めのカットボールを打球速度110・6マイル(約178キロ)で打ち上げたが、角度45度と高く上がったために中飛に倒れた。
投げては2回を27球、1安打1四球無失点1奪三振。直球は今季最速の101・7マイル(約164キロ)をマークした。
大谷は「二刀流」で出場した今季2試合で打撃好調。16日(同17日)のパドレス戦では4打数2安打2打点、22日(同23日)のナショナルズ戦では26号2ランと適時三塁打で2安打5打点をマークした。
今季は試合前時点で打率2割9分5厘、メジャー単独2位、リーグ単独トップの29本塁打、54打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.045としている。