
エンゼルスは27日(日本時間28日)、健康上の理由でチームを離脱しているロン・ワシントン監督(73)が今季中は復帰しないと発表した。ベンチコーチから監督代行となったレイ・モンゴメリー氏が残りシーズンの指揮を執る。
現役監督で最年長のワシントン監督は、今月になって息苦しさや疲れやすさを感じ、ヤンキースとの4連戦が行われた16日からのニューヨーク遠征中は周囲が心配するほどの体調となり、20日から病気治療のための休職に入った。本拠地のある南カリフォルニアへ戻った後に、複数の検査を受けたという。
07年からレンジャーズで8年間監督を務めた後、ブレーブスでコーチを務め、エンゼルス監督としては就任2年目。チームには今季から菊池雄星投手(34)が所属し、前々日の25日には菊池の好投で3連勝し40勝40敗で5月23日以来の勝率5割復帰、地区3位につけている。