
<中日3-2広島>◇27日◇バンテリンドーム
広島森下暢仁投手(27)が今季最短の5回で降板した。
初回からつかまった。上林と村松に連打を許し、一、三塁とされた後、岡林の二ゴロの間に先制を許した。わずか6球での失点だった。
2回2死二塁から菊池涼介内野手(35)が中前タイムリー。3回には1死満塁から、エレフリス・モンテロ内野手(26)が左犠飛を放ち、2-1と勝ち越しに成功した。しかし、森下は3回2死走者なしから、味方失策と佐藤のタイムリーで2点を失い、2-3とひっくり返された。
中日戦は5月2日(マツダスタジアム)の登板以来。前回は6回4失点で黒星がついた。それだけに、練習日には「前回やられているので、やり返したい」とリベンジを誓っていた。毎回、走者を出しながらも粘りの投球を見せたが、5回109球を投げ、8安打1三振3失点(自責点2)で降板。今季6勝目を挙げられなかった。