
<クラブW杯:アルヒラル2-0パチューカ>◇26日(日本時間27日)◇1次リーグH組第3節◇ナッシュビル
アルヒラル(サウジアラビア)がアジア勢で唯一の決勝トーナメント進出を決めた。パチューカ(メキシコ)を2-0で下し、1勝2分けの勝ち点5でH組2位通過を果たした。
前半22分に浮き球パスを受けたFWアルドサリがループシュートを決めて先制した。パチューカの反撃を受けながら懸命にしのいだ。試合終了目前の後半追加タイムの50分、自陣からのロングパスをDFラインの背後で受けたFWレオナルドが駄目押し点を挙げた。
ボール支配率は34%、シュート数も8対12と劣勢ながら、インテル・ミラノで今季欧州CL準優勝のシモーネ・インザーギ監督のもと戦略的に勝ち点を積み上げた。
インザーギ監督は「簡単な仕事ではなかった。チームは団結して戦い、大きな目標に向かって戦い抜いた。我々は楽しむためでなく、W杯に出場するためにここに来ている。このステージに到達したかった」と喜びをかみしめた。
決勝トーナメントではマンチェスター・シティーと対戦する。指揮官は「彼らは世界最高のチームの一つ。試合を通して成熟し、成長することができる。それはとても誇らしいことです」と前向きに話した。